2017年度
きまぐれ読書
























18 バサジャウンの影 ドロレス
レデンド
2016年12月
・早川書房
・新刊コーナー
・スペイン・バスク地方のバスタン渓谷で連続少女殺しが発生する。
・絞殺された少女たちは森の中で、裸身を晒して仰向けで横たわるポーズをとらされていた。
・州警察は地元出身の女性捜査官アマイアを捜査主任に任命。
・奮戦するアマイアだが故郷に戻ったことで否応なしに、捨てたはずの自分の過去に直面、公私ともに追いこまれていく。
・民間伝説や兄弟の確執、母親との暴力事件等が物語の中に入り込み
肝心の捜査状況の記述が少なく感じ、ものたりない!
・ラストもアッケなく・・・。
17 暗殺者の反撃(上) マーク
グリーニー
・2016年7月
・早川書房
・パソコン予約
・グレイマン(人目につかない男)と呼ばれる暗殺者ジェントリーはかつてCIA特殊活動部で極秘任務を遂行していたが、突然解雇され、命を狙われ始めた。
・「なぜ?狙われるのか?」・・・逃げ回るのではなく、そのCIA本部長に接近を試みるジェントリー。
・スパイの行動様式が十二分にわかる?スリル満点の上巻でした。
・下巻が楽しみですが、先役があり、手に入りません。
16 駆け出し探偵
フランシス
ベアードの冒険
レジナルド
ライト
カウフマン
・2016年12月
・図書刊行会
・新刊コーナー
・女子の新人探偵が活躍。
・容疑者に好意をもったり、失策で探偵社をクビになったりしますが、
フアイトで乗り切ります、
・その昔、女性探偵は職業として出来なかった時代もあったそうで・・・
「今は昔」の感です。
15 再発
それでもわたしは
山に登る
田部井 淳子 ・2016年12月
・文藝春秋
・新刊コーナー
・最初は乳ガン、腹膜ガンが転移して「のう腫瘍」を再発、それでも山に登った精神力に脱帽!
・結婚しても、それにより登山をやめることはしなかった彼女、同じ山仲間の夫であったらこそか?
・登山に理解がなければ、できませんネ
・女性初のエベレスト登頂を始め、海外登山・70座・・・とはうらやましい限りです。
・TVで最期の富士山登山の様子を見ましたが、自分は登れなくても、声をかけて「励ます姿」には、最大限、自分で出来ることをして、励まし勇気を与えてる姿に感動。
・あきらめず、出来ることなんでも・・・と後期高齢者、今後の人生に多くの「しさ」を含んでいました。
14 闇に香る嘘 下村 敦史 ・2014年8月
・講談社
・図書館
・これも第60回江戸川乱歩賞受賞作品。
・中国残留孤児が盲目になり、日本で生活するが、孫の腎移植問題が絡んで、血液鑑定の結果が、思わぬ方向に・・・。
・拒んだ兄はほんとうの兄か?
・盲目の男性が推理を働かせるが、盲目男性の行動描写が、なんとも「はかなげ」・・・それが又・・・推理心理に深みを与えていた。
・作者の「常闇世界」への挑戦に頭が下がりました。
13 翳ルりゆく夏 ・2003年8月
・講談社
・図書館
・第49回江戸川乱歩賞受賞作品ということで読みました。
・20年前の新生児誘拐の真相を探る新聞記者。
・なぜ?20年前の・・・ですが、新規採用の女子大学生に、誘拐犯の娘が入社すると・・・社長命令でした。
・過去をさかのぼり、ひとり、ひとりに当たる真摯な態度に共感!
・ラストのラストまで、伏せられた犯人に・・・呆然・・・それはないやろ!
・誘拐犯の娘の活躍に拍手!
12 バラカ ・2016年2月
・集英社
・図書館
(新刊コーナ)
・未婚の日本人女性が中東・ドバイで幼児(女)を買い受け、育てようとするが、男に連れ去られる。
・男の妻が東北大震災、津波で行方不明となり、捜査のさなか、幼児ははぐれ、地元の老人に拾われる。
・人身売買、子供虐待、福島地震・被爆、家庭崩壊、宗教、ブラジル人
近未来の日本、東京を舞台の波乱万丈の主役は「バラカ」「薔薇香」という少女でした。
・ラスト、北海道で結婚、子供と仲良く暮す生活・・・で終わり!
11 3/20 火龍の山
(南アルプス山岳救助隊)
樋口 明雄
・2016年10月
・新潮社
・図書館
(新刊コーナー)
・この小説の冒頭、二人の女性警察官、ネットで登山を募集に参加した女性、誘惑された少年、暗殺者・・・と多様な登場人物が現れて・・・の書き出しから始まる
・珍しいのは山岳遭難救助犬て、本当にいるのか?
・終末、火山噴火、誘惑犯の行動、避難誘導が入り乱れますが、無事決着。
・しかし、人物の心理描写や行動様式等、表面的に感じられ、移入ができなかった。

10 3/11 氷の双子 S・K・トレメイン
・1016年10月
・小学館文庫
・図書館
・6歳の双子の娘のひとり、リディアを事故で失ったアンガスとサラの夫婦。1年後二人は家族の再出発を賭けロンドンからスコットランドの孤島へ移住を決める。ところがひ引っ越しを前に、遺された娘カーステイは母に言った。
・「マミー、死んだのはカーステイだよ。あたしはリディア」
・愕然とするサラの胸にある疑惑が芽生え日に日に肥大化していった。
・夫の娘への虐待、浮気?・・・島の自然の脅威の描写・・・冷え冷えした風景が目に浮かび、ラストも・・・奇妙な?
・まさか?娘が母親を殺す?・・・私には読めましたが?
9 3/4 悪女は自殺しない ネレ・ノイハウス
・2015年6月
・創元推理文庫
・パソコン予約
・ドイツ、2005年8月。警察署に復帰した刑事ピアを、飛び降り自殺に偽装された女性の死体が待ち受けていた。
・実際には動物の安楽死に使用される薬物による毒殺で、夫の獣医や彼の働く馬専門病院の共同経営者たちが疑われる。
。だが、刑事オリヴァーが指揮を執る捜査班が探るうち、数々の事件が繋がりはじめ・・・。
・行ったり、来たりの捜査がアレコレ・アレコレあり、わかりにくかったなぁー。
・ピアとオリヴァーのコンビの信頼関係は、なかなか良かった。
8 2/6 埋葬された夏 キャシー・アンズワース
・2016年5月
・創元推理文庫
・図書館
・1984年、イギリスの海辺の町で、ある少女が殺人者として裁かれた。・・・そして20年後、弁護士に頼まれた私立探偵が捜査を開始。
・終わったはずの事件が再び動き出す。
・過去、現在が交差する語りがもたらす「被害者捜し」の趣向、深く心に刻まれる真相の衝撃、幕切れの余韻・・・でしたが、ややわかりにくかった。
・現代若者の赤裸々な生き方・・・ついて行けませんでした。
7 1/28 自由への長い道(下) ・1996年6月
・日本放送出版協会
・パソコン予約
・下巻はペロン島での生活が書かれていました。
・岩を砕いて砂にしたり、サンゴを砕いて石灰を作ったり、看守と仲良くなり野菜を作り、サービスしたり・・・。(これが楽しみだったとか・・・海が見えて、空が見えて・・・遠方にはケープタウンの町並みも)
・それにしても40歳〜70歳まで、約30年間牢獄生活に耐え、釈放後、大統領になる・・・これが現実とは思えませんでした。
・どんな状況に置かれても、接触する相手と「仲良くすること」が良い!・・・今更ながら、考えさせられました。
6 1/23 万能鑑定士Qの最終巻 ・2016年8月
・講談社文庫
・パソコン予約
・人気があるのか?予約後だいぶ待ちました。
・若く、美人の凜田莉子、リサイクルショップの店員。
・ムンクの絵画「叫び」の盗難事件を機に過去最難関の謎へと導かれる。
・各種・雑学の広い、深い「ウンチク」に脱帽!
・ラスト、二人きりでフイジーの教会で「結婚式を挙げる」なんて・・・若者の心理をがっちり・・・・つかんでいました。
5 1/20 自由への長い道(上) ネルソン・マンデラ
・1996年6月
・日本放送出版教会
・パソコン予約
・1918年生まれ、1944年アフリカ民族会議に参画。
・1952年、アフリカ人弁護士として初めて法律事務所開業。
・反アパルトヘイト運動に乗り出す。62年に逮捕、5年の刑、結局37年間のにわたり服役。90年釈放。
・93年、デクラーク大統領と共に「ノーベル平和賞」を受賞。
・94年5月、大統領に就任。
・淡々とした文章が、かえって・・・活動の激しさを感じました。
・ページ430ありましたが・・・よみやすかった。
4 1/18 ハーメルンの誘拐魔 中山七里
・2016年1月
・角川書店
・図書館
・少女が誘拐された・・・その少女は薬害による被害者でもあった。
・続いて1名、そして5名の少女が・・・。
・男女の刑事・2名が捜査に当たるが・・・なんと「狂言」と判明!
・結末も・・・この作者にしては・・・物足りない!
3 1/14 標的(下) ・2015年12月
・講談社文庫
・図書館
・13年前から行方不明のルーシーの女・友達が犯人?
・上巻でもそんな名前、一度も出てこなかったのに・・・。
・下巻のそれもラスト寸前で・・・出てくるか?
・何は腑に打落ちません。
2 1/11 標的(上) パトリシャ・コーンウェル
・2015年12月
・講談社文庫
・図書館
・休暇旅行を間近に控えたスカーペッタの周辺で、奇妙な事柄が続いた。不審なツイートが届いたうえに、何者かに身辺を探られている形跡がある。
・そうした中、自宅近隣で射殺事件が発生・・・。(実は綿密に仕掛けられた計画犯罪で、真犯人からの「挑戦状」・・・だった。
・スカーペッタ、ベントン、マリーノ、ルーシーの活躍で真相に迫るが?
1 1/5 探偵少女・アリサの事件簿
東川篤哉
・平成28年10月
・幻冬舎文庫
・図書館
・誤発注でスーパーをクビになり、「なんでも屋」を始めた橘良太。依頼で訪れた豪邸で事件に遭遇、殺人の「濡れ衣」を着せられてしまう。
・大ピンチの前に現れた美少女、「綾羅木有紗」。
・探偵一家のお譲さまとヘタレ三十男が難事件に挑みました。
・2011年「謎ときはデナーのあとで」で本屋大賞・東川さんの作品で軽く、ウイットに富んだ会話、楽しく読めました。
NO 月・日 題名 作者・表紙 発行年度・発行者 あらすじ・寸評