2013年度
きまぐれ読書


















































55 12/30 刑事たちの
三日間(下)
・2013年7月
・創元推理文庫
・図書館
・連続警官殺しが解決。
・ディに待望の「あかちゃん」
・仕事熱心なハマースミス巡査は巡査長に昇進。
・浮浪児には仕事を世話したり・・・。
・今年最後の小説は・・・(めでたし・めでたしの結末で・・・気分良し)
54 12/28 刑事たちの
三日間(上)
アレックス・グレシアン
・2013年7月
・創元推理文庫
・図書館
1889年、切り裂きジャックの恐怖が残るヴィクトリア朝ロンドン、地に落ちた警察への信頼を回復するため、ロンドン警視庁に殺人捜査課が創設され、日々捜査に忙殺される中、仲間のひとりが無残な死体となって発見される。
・事件の捜査を命じられたのは、新米警部補のディだった。
・この時代の雰囲気が面白く、人間味あふれるディの活躍、妻の優しさが・・・「下巻」が楽しみ。
53 12/23 遮断地区 ミネット・ウォルターズ
・2013年2月
・創元推理文庫
・メール予約
・「人はその行動によって判断されるの」という作者、「氷の家」「女彫刻家」を読んでいて、面白かったので・・・この本にも興味をもちました。
・パシンデールに団地の引っ越してきた老人と息子、小児性愛者だと疑われていた。二人を排除しょうとする講義デモは、彼らが以前住んでいた街で10歳の少女が失踪したのをきっかけに、暴動へと発展する。
・団地は封鎖、火焔瓶で武装した二千人の群衆が襲いかかる。
・そんな中、医師、警察官、シングルマザー、黒人、保険師、不良、様々な人間の行動が・・・事件の結末は?
・アチコチ、ストーリーが飛び交うが・・・ラスト・・・メデタシ・メデタシ。
52 12/15 捜査官
ポアンカレ
・2013年8月
・早川書房
・図書館
・「悪の教典」の表紙の装丁が似てるなぁーー同じ作者かなぁ・・???
・アムステルダムのホテル最上階で起こった数学者爆破事件、世界貿易機関で講演予定だった被害者は極めて特殊な爆薬で吹き飛ばされてた。
・インターポールのベテラン捜査官「ポアンカレ」が背後関係を負い始めるが、あるテロリストが家族の抹殺指令を出したことを知り・・・。
・アメリカ、ヨーロッパを舞台に原理主義的狂信者、第三世界の過激派、終末預言者が入り乱れる、混沌のスリラー。
・終盤があっけなく・・・前半のハラハラ・ドキドキ感が良かった。
・後味は◎。
51 12/8 悪の教典(下) ・2010年7月
・文藝春秋
・図書館
・「下巻」を読もうか?読むまいか?迷いましたが・・・なぜか?読みました。
・クラス全員を射殺する暴挙、それも「今までに2名以上殺害して、死刑は免れないからあとは何人でも同じ」の原理・・・で実行するが・・・まさに戦場!
・救えるのは生き残った2名と実行犯「英語教師・蓮見」が逮捕されたことで・・・少しは救われ・・・安堵しました。
・この小説を描いた作者の心理とは・・・伺いたいものです・
50 12/4 悪の教典(上)
貴志裕介
・2010年7月
・文藝春秋
・図書館
・いわゆる男女共学の高校が舞台、一見生徒に人気ある男性教師、裏側には深刻な事件の犯人であったり、女生徒との肉滝関係もり、教員仲間との化かし合いが・・・エスカレート。
・過去の学校での自殺事件の真相をさぐる生徒もいて・・・どうなるか?
・あまりにも簡単に殺人が行われるのには・・・「あぜん」!
(下巻を読むべきか・・・図書館に行きますが・・・)
49 11/30 ミスター
ピーナッツ
アダム・ロス
・2013年6月
・図書刊行会
・図書館
・結婚して13年、ゲーム・デザイナーで小説家の卵のデイヴィット・ペピンは妻のアリスを深く愛しながらも、妻の死をくりかえし夢想せずにはいられない。そしてアリスは不可解な死を迎え、デイヴィットは第一の容疑者になる。
・P−166まで読み進んだが・・・長々とした文、講釈が鼻につき途中ですがページを閉じました。
48 11/18 ジョン万次郎 マーギー・プロイス
・2012年6月
・集英社
・図書館
・副題に「海を渡ったサムライ」とあるように、日本人としてアメリカ大陸に渡り、15年後無事故郷に帰ってきた男の「波乱万丈」の物語です。
・素晴らしいのはアメリカ人の船長さん・・・東洋の14歳の少年を救いだし、我が子のように育て、成長をも守ったことに・・・驚きました。
・帰って来た日本では「開国」の騒ぎ・・・通訳として活躍したことは「必然」だったのでしょうか?
・本人の「運」もあったでしょうが・・・健康的な意思、好奇心、人間性が豊かであった証拠!
47 11/12 深い疵 ネレ・ノイハウス
・2012年6月
・創元推理文庫
・予約
・ホローコーストを生き残り、アメリカ大統領顧問まで勤めた著名なユダヤ人が射殺された。凶器が第二次大戦期の拳銃、現場には「16145」の文字が残されていた。
・被害者がナチスの武装親衛隊だったという驚愕の事実が判明、そして第二、第三の事件が発生・・・。
・戦争時の混乱に乗じた殺人事件、それにまつわり名前を変えてまで生き延びた人間の執念、その復讐・・・ラストは「なぁーーーんだ」ですがそこまで読者を引きつる文章に・・・拍手!
・ドイツでベストセラーとなった小説だとか?
・ナチスが絡んだ映画、小説は・・・波乱万丈です。
・主席警部「オリヴァー」、警部「ピア」の男女コンビが好い感じ。
46
11/7
報復連鎖 濱嘉之
・2013年3月
・文春文庫
・図書館
・大間からマグロとともに築地市場に届いた氷詰めの死体。麻布署警備課長に移動した青山は、情報収集するが、見えてきたのは新宿で凶暴化する元暴走族グループ、チャイナマフィアが絡みつく裏社会の報復。
・この作者、警視庁、警察庁勤務だっただけにその組織、構成等については詳細に描写、やや細かすぎる感、その分、捜査過程の「ワクワク・ドキドキ」が不足。
・中国マフイヤ、暴力団、暴走族、国会議員、薬物・・・裏の事情にも精通の様子でした。
・気楽に読めて・・・裏の勉強にもなりました。
45 11/2 警官の条件 佐々木 譲
・2011年9月
・新潮社
・図書館
・潜入捜査官だった父親、人質を救おうとするが際、犯人に打たれ死亡、その息子が警察官になった。一方麻薬所持で逮捕された警察官、裁判で無実となり、田舎にひきこもるが・・・ある事件で警部として復帰する。
・そんな二人の関係を縦糸に暴力団撲滅の捜査として、1課、5課の対立を横糸に・・・話が進む。
・警察官の使命とは?
・550pの長編ですが・・・スリリングでリアルな描写もあり、楽しめました。
44 10/20 オランダ靴の謎 エラリークイーン
・2013年7月
・東京創元社
・図書館
・病院内で2件の殺人事件が発生、犯人は院内の人間・・・クイーン親子の捜査が始まる。
・昔の名作の新翻訳で・・・以前に読みましたが・・・再度・・・読み返すが、動きが無い分、心理描写にページがさかれるきらいがあるが・・・これは仕方ないが
現代の読者には・・・もの足りない。
・事件のあらましを終え・・・「さぁ・・・読者さん・・・犯人がおわかりか?」の挑戦文は・・・昔のまま。(私には・・・わかりませんでした)
・警視親子、検事、捜査部長等の捜査人が多数は・・・ゴチャゴチャして・・ノー
サンキュウ)
43 10/8 女警察署長 香納諒一
・2012年7月
・徳間書店
・図書館
・キヤリァー組で女ながら警察署長になった村井貴理子(英語、中国語は堪能)と、現代の女性。
・失くしたヴァイオリンの捜査を上司から命令され、捜査をするが、中国マフィア、アメリカの富豪、警視庁等の連中が絡み、部下の殉死もありで・・・悪戦苦闘。
・銃撃戦の様子、心理描写の妙・・・、部下との「恋心」も合ったりで、面白く読み切りました。
・最近の職場はどこでも、最低「英語」の会話は必要なんですネ
(中、高でならった英語は・・・どこに行ったのでしょうか?)
42 8/30 雲をつかむ死 アガサ・クリスティー
・2004年4月
・早川書房
・図書館
・ほんに久しぶり、アガサ・クリスティーの「ポワロ」登場です。
・飛行中の機内、猛毒による殺人事件発生、「ポワロ」の出番です。
・映画のようなストーリー、ラストの犯人指名・・・ワクワク・・・ドコドキはしませんが、安心してページをめくれます。
・さまざまな人物描写、生い立ち、恋愛・・・めでたし・めでたし!。
・「悪い奴ほど女性にもてる」とか?
41 9/20 ア・ソング・
フォー・ユー
柴田よしき

・2007年9月
・実業之日本社
・図書館
・この人の文章は「うまい」・・・です。
・作家という人の取材元・・・はどうしているのか?・多種多様・人間の裏側まで・・・に驚愕!
・この主人公「花咲慎一郎・私立保育園園長、私立探偵のかけもち、元警察官で人を撃ち殺し、退職した経験の持ち主」。
・無くなった遺骨の捜査、捨て子の犯人とは?、盗まれた「インコ?・・・いわゆる人間社会の狭間で生き抜く弱者に救いの手を差し伸べる探偵の活躍、いずれもエンディングに「胸・キュン」とします。
40 9/11 指名手配 姉小路 祐
・2013年3月
・講談社
・図書館
・大阪ミナミの高級美容院の娘が、生徒会室で殺害される。指名手配されたのは、同校定時制の男子生徒だった。
・大阪・南が舞台、大阪弁の人情署長「デカ」が事件を解決する学園もの+血縁関係ですが・・・寝ころんで読める本でした。
・南の名物「北極星・オムライス」「オダサクのカレーライス」「今井・きつねうどん」「夫婦善哉」等・・・も脇役で出演。
39 9/5 地層捜査 佐々木 譲
・2012年2月
・文藝春秋
・図書館
・過去の殺人事件の再捜査に乗り出す二人、水戸部裕、加納良一。
・被害者の周辺と、人間関係を洗ううちに・・・新事実!
・芸者、お置屋、旦那・・・それに地上げ屋の不動産会社が絡んで・・・懸命の捜査も終末。
・この作者の本としては・・・平凡!
38 9/1 自白(下巻) ジョン・グリシャム
・平成24年11月
・新潮社
・図書館
・冤罪の若者が死刑された直後・・・真犯人?「ボイエット」の案内で死体が発見される・・・展開。
・この本、人種差別、冤罪、死刑廃止・・・等の問題意識をさりげなく教えてくれるようでした。
・米国の教会・・・黒人用、白人用があるとか?
・それにしても真犯人の最期がアッケなかった。
37 8/30 自白(上巻) ジョン・グリシャム
・平成24年11月
・新潮社
・図書館
・男は贖罪のために現れたのか?
・カンザスの牧師キースのもとに訪れた元死刑囚、ポイエットはおぞましい告白を残してゆく。
・脳腫瘍で余命わずかな男、9年前に強盗殺人を犯したという。
・冤罪の若者が死刑宣告され、執行は木曜日。
・タイムリミット・サスペンスの(上巻)でしたが・・・会話場面が少なく、てこずるが・・・。
・やはり・・・(下巻)も読みたい!
36 8/15 靄の旋律 アルネ・ダール
・2012年9月
・集英社文庫
・3月に予約
・スウェーデン実業界の大物が連続して殺された。(頭に2発の銃弾をうつ手口はマフィアの処刑スタイル。
・国民を震撼させている大事件を解決するべく特別捜査班が編成されたが
職務規定違反の疑いで内部調査を受けている「ポール・イェールム」をはじめ、それぞれに事情を抱える刑事6名により、精力的な捜査が始まった。
・スウェーデン人の名前、地名が、長く、覚えにくく・・・難義しました。
・事件の割には「アッケナイ」幕切れに・・・拍子抜け!・・・の感あり!
(捜査員の精力的な活躍には・・・敬服。)
・この本、予約している人があり・・・継続借りはNO。
35 8/5 確証 今野 敏
・2012年7月
・双葉社
・図書館
・強盗事件が発生、盗犯係の萩尾が部下の武田(女性)と共に捜査一課、殺人事件の応援に出るが・・・。
・捜査一課(エリート集団)の捜査員との「軋轢」にもめげず犯人逮捕に全力をささげる・・・男の意地。
・夏向きの、肩の凝らない軽い本でした。
34 7/30 ブラックランズ ベリンダ・バウアー
・2010年10月
・小学館
・パソコン予約
・12歳の少年スティーヴン、今日も母の弟ビリーの遺体を探してヒースのしげる荒野のシャベルを突き立てる。19年前に起きた連続児童殺害事件以来、被害者の母となった祖母は心を閉ざし、母もまた鬱屈した感情を抑えることが出来ない。
・舞台はイギリス南西部・エクスムーア(冬の重苦しさ漂う)。
・終盤、少年は刑務所にいる犯人と文通、その写真を見て、犯人は脱獄、そして少年と顔を合わす場面の緊張感・・・が溜まりませんでした。
・家庭でのギクシャクした関係、学校では、3人組にいたずらをされるが、遺体発見のシャベルは止まらない!・・・少年の信念・・・に拍手!(ささえる家族にも)
33 7/25 回転木馬 柴田よしき
・平成19年3月
・祥伝社
・図書館
・失踪した夫を求め続ける主人公「唯」の心情、それと平行して「夫探し」の途中でふれることになった女性たちの「心の襞」を・・・丹念に描いていました。
・サスペンス風・・・夫婦愛と思いましたが・・・作者は「違う」と言っていました。
・逆らえ切れない運命の渦の中、懸命に岸を目指して泳ぎ続ける人々の姿が「要」だ・・・そーです。
・この作者の小説は何冊も読んでいますが・・・それなりに面白く感じました。
32 7/16 六人目の少女 ドナード・カッリージ


・2013年1月
・早川書房
・図書館
・森の中から見つかった6本の左腕、それは世間を騒がせる連続少女殺人事件の被害者たちのものだった。
・しかし、誘惑された少女は5人だった。
・警察の懸命の捜査を嘲笑うかのように、犯人は少女の遺体を次々発見させて・・・。
・意外な犯人が浮かぶ、結末のも・・・まさか?
・フランス国鉄ミステリー大賞、パンカレッラ賞などミステリー賞を受賞した息もつかせぬ傑作サイコサスペンス。
・上下2段・500Pの本ですが・・・行間にも入れて・・・一気でした。
31 7/12 ルパン
最期の恋
モーリス・ルブラン

・2012年9月
・早川書房
・図書館
・父シルヌ大公が自殺、一人娘「コラ」は悲しみに沈んでいた。遺書の中に大公はこう記していた。
・「コラ」の身辺に正体を隠した、かの「アルセール・ルパン」がいる。彼を信頼し、頼りにするようにと。
・やがて思いがけない事実が明らかになる。高貴な血をひく「コラ」はにわかに国際的陰謀に巻き込まれるが・・・。
・読みやすく、わかりやすく・・・正義の味方「ルパン」・・・人気があったのがわかりました。(夏向けの・・・さわやかな本)でした。
・著者が生前執筆しながら封印されてた幻の傑作!!!
30 6/26 イシタンブールを
愛した人々
松谷浩尚
・1998年3月
・中公新書
・図書館
・「トルコ旅行」への参考書として事前に読みました。
・登場人物は・ナイチンゲール ・シュリーマン ・アガサクリスティ ・ピエルロティ その他日本人も多数。
・特に「トロイ遺跡発掘」のシュリーマン氏については、興味深く読みました。
・夢と情熱の「結果」だと・・・痛切に感じましたが・・・旅行中の現地案内人の「トルコ人」青年の感想は・・・逆で・・・持ち帰った「発掘品」を還して欲しいとか?
29 6/24 キャサリン・カーの
終わりなき旅

トーマス・H・クック
・2013年2月
・早川書房
・図書館
・読み終えて・・・感想・・・わかりにくい!
・ジョージ・ゲイツはかつては失踪事件が起きた場所を訪ね歩く旅行作家だったが、7年前に8歳の息子が何者かに殺されてからは、地方新聞社の記者として働いている。
・ある日、20年前に謎めいた小説を残して失踪した詩人キャサリン・カーについての話を聞く。
・ふとしたきっかけで、彼は早老症の少女「アリス」とともに、小説を手掛かりとして、詩人の行方を追うことになる。
・息子の面影を追いながら・・・。
28 6/20 濡れた魚
(上・下)
・2012年8月
・創元推理文庫
・図書館
・書名の「濡れた魚」は警察の隠語・・・「迷宮入り事件」を指す。
・ベルリン・ミステリー賞受賞作品。
・1929年・ベルリン。ゲレオン・ラート警部がわけあって故郷ケルンの殺人捜査官を離れ。ベルリン警視庁風紀課に身を置くようになってから、1ケ月が経とうとしていたが・・・。
・上下巻の割には、ドイツ人、ロシア人、ナチ主義、警察機構等・・・絡みが複雑で、「裏切り」もあったりして・・・ストーリー的に雑な感じもしました。
27 6/12 夏を殺す少女 アンドレアス・グルーバー
・2013年2月
・創元推理文庫
・パソコン予約
・酔った元小児科医がマンホールで溺死、市会議員が運転を誤り事故死。一見無関係な出来事に潜むただならぬ気配に、弁護士「エヴァリーン」は深入りしていく。
・一方、ライプツィヒ刑事ヴァルターも病院での少女の不審死を調べていて、二人が軌跡が出会うとき・・・???。
・弁護士は児童虐待の経験者でそのトラウマをかかえ、刑事は1人娘を育てる離婚経験舎、その日常生活が微妙にからみながらも・・・捜査に没頭する刑事の「こころいき」には感動!
・ラスト、それぞれに恋人らしい影が・・・将来に希望を暗示させる小説で◎。
26 6/5 特捜部「Q」
pからのメッセージ
ユッシ・エーズラ・オールスン

・2012年6月
・早川書房
・西京図書館
・この作者の本、「特捜部Q」は3冊目ですが・・・どれも面白く読めましたが・・・これが一番!・・・と思いました。
・英国の海岸に漂着した瓶の中には「ヘルプ」のメッセージ、それを探るコペンハーゲン警察の「カール・マーク警部補」と部下、上司、アシスタント等が入り乱れ、ケンケン・ガクガクの捜査活動・・・犯人に辿りつけるのか?
・デンマークの宗教も多種多様、罪を犯す「犯人」も幼い頃から・・・虐待の経験者とか!
 (これは現代社会・・・世界の常識なのですネ)
・「子育て」も・・・一つの「テーマ」でした。
・わずかな「手掛かり」から犯人を追いつめ、逮捕した「カール・マーク警部補」に拍手!!!
25 6/1 バーニング・ワイヤー ジェフリー・ディーヴァー
・2012年10月
・文藝春秋
・パソコン予約
・この作者の本は、いずれもワクワク・ドキドキとスリリング、しかも現代社会の諸問題を先取りし、現実感にあふれています。
・P477の2段書きですが・・・文章の中にもぐり込めて、早く読み切れました。
・「突然の閃光と業火・・・それが路線バスを襲った。送電システムの異常により、電力が1つの変電所に集中、爆発的な放電が発生したのだ・・・・」。
・犯人の意図は?・・・リンカーン・ライムと仲間の活躍が始まる・・・。
・今までの電力が切れた時、他にどんな電力の供給の「仕方」があるか?・・・いまの日本の電力事情にも合致しそうで・・・他人事とは思われませんでした。
・ラスト・・・意外な結末にも・・・驚きで◎です。
24 5/25 烈風の港 石川 渓月

・2012年12月
・光文社
・図書館
・元高校の先生、今はカウンターだけで8人が座れる居酒屋をやっている男性、それも事情があり、刑務所帰りとか・・・。
・教え子が政治家秘書の不正の追及資料を残して、殺害される・・・その意志を貫こうとする先生の復讐劇です。
・昔の日活映画のような・・・すこし古い設定で物足りないと!・・・感想でした。
23 5/21 追撃の森 ジェフリー・ディーヴァー
・2012年6月
・文春文庫
・図書館
・さすが「ジェフリーディヴァー」さん、面白く読み終えました。
・殺人犯の男2名に追われる女性2名・・・だましたり、だまされたり・・・二人の会話も面白く、これは映画化」になりそうな感じ?
・女性のひとりは「ブリン・マッケンジー保安官補」、もう一人は「ミシェル」。
・ラストで解かることですが、「ミシェル」は児童虐待をして、その調査をしていた男性を殺害した犯人で・・・逃亡の過程では「かよわくふるまい」・・・ブリンもだまされていた・・・というわけ(まさに・・・まさか?)
・それにしても「ブリン」の積極性には・・・見習わなくては・・・と読後・・・痛感!
(息子は荒れて、教師からの呼び出しも多々、ボケかけた母親もいるし、離婚経験があり、それも家庭内暴力・・・)
・ラスト、2度目の男性との別居も・・・「仲直り」の兆候・・・メデタシ・メデタシ。
22 5/17 エチュード 今野 敏
・2010年11月
・中央公論者
・図書館
・「エチュード」とはフランス語で「練習」とか{勉強」とか・・・。
・連続殺傷事件が発生・・・それも人込みの多い、繁華街・・・駆けつけた警察官に「犯人」は捕まるが・・・どうも「犯人」ではないらしい?
・そこで登場するのは、美人の心理分析官、3つの事件の共通性を洗い出し、犯人の心理を推定、読みがあたるか?
・4つ目の事件を未然に防いで、めでたし!めでたし!
・軽い本ですが・・・楽しく読めました。
21 5/8 微笑む人 貫井徳郎
・2012年8月
・実業之日本社
・パソコン予約
・エリート銀行員が妻子を殺し、有罪判決・・・控訴審待ち・・・。
・彼の周辺の人々から真相を探ろうとするが・・・ダレカレなく・・・彼は善人との・・・こと。
・彼の殺害理由は・・・「本を置く場所がない」とかで・・・。(そんな理由で殺人を犯すか?)
・調べて行くうちに、彼の周辺で・・・第2、第3の殺人事件が起こっていた。
・ここまで読者を惹きつけ、ページが残り少なくなってから・・・すこしのドンデン返し???。
・真相は闇・・・闇・・・闇・・・か?
20 5/3 大いなる眠り レイモンド・チャンドラー
・2012年10月
・早川書房
・図書館
・あの「村上春樹」氏の翻訳小説。
、第
・10月半ばのある日、ほどなく雨が降りだしそうな正午前、マーロウは「スターンウッド将軍」の邸宅を訪れた。娘のカーメンが非合法の賭博で作った借金をネタに、ガイガーなる男に金を要求されていたのだ。
・早速ガイガーの経営する書店を調べはじめる。「特装本」販売の看板とは裏腹に、何やらいかがわしいビジネスが行われている様子・・・尾行した屋敷の中で3発の銃声!
・そこから「マーロウ」の活躍が・・・例のごとく・・・はじまる。
・出だしが「純文学風」・・・ハードボイルドの「切れ味」が不足のような???。
19 4/29 ダークサイド ベリンダ・バウアー
・2012年7月
・小学館
・図書館
・ロンドンから遥か西へ300KM、エクスムーア国立公園にある寒村「シップコット」で寝たきりの老婆が殺害された。村で唯一の巡査ジョーナスは、州都から来た刑事の指揮下、犯人を追うが・・・。
・自宅には病状が悪化し、じわじわと死に向かっている妻。
・必死の捜査にもかかわらず、第二の殺人事件発生、これも病弱な高齢女性?
・人間の「内」と「外」の心理を巧みについた小説で・・・犯人に・・・唖然!!!
・それでも読後は・・・良かった。
18 4/22 喪失 モー・ヘイダー
・2012年12月
・早川書房
・パソコン予約
・当初は単純な窃盗と思われた「カージャック事件」。だが強奪された車の後部座席に乗っていたはずの少女はいっこうに発見されない。捜査指揮を執るキャフェリー警部の胸中に不安の雲が湧きだし、今回とよく似た事件が過去にも発生していたことが判明・・・犯人の狙いは?
・終盤・・・犯人の「狙い」はその両親に関係していたことが判明するが・・・登場人物が多く、混ざり合い・・・場面がアチコチ、少し理解に苦しむこともありましたが・・・後味・・・○。
・MWA賞最優秀長編賞の栄冠を射止めた力作。(2012年度MWA賞には東野圭吾・¥「容疑者Xの献身」がノミネートされた)
17 4/13 高慢と偏見
そして殺人
P・D・ジェイムズ
・2012年11月
・早川書房
・図書館
・紆余曲折の末に、エリザベスとダーシーが結婚してから六年。二人の住むベンバリー舘では平和な日々が続いていたがが・・・嵐の夜に・・・殺人事件・・・容疑者はウイッカムか?。
・ミステリーの巨匠がジェーン・オースティンの古典「高慢と偏見」の続編に挑む意欲作。
・法廷で真相が判明するが・・・私には???。
・ジェーン・オースティン「高慢と偏見」のいわば・・・続編とか。
16 4/6 アイ・コレクター セバスチャン・フィツェック

・2012年4月
・早川書房
・図書館
・ベルリンを震撼させる連続殺人事件。その手口は共通していた。子供を誘拐して母親を殺し、設定した制限時間内に父親が探し出せなければその子供を殺す、というもので、殺された子供が左目を取られていたことから、犯人は「目の収集人」と呼ばれた。
・元ベルリン警察の交渉人で、今は新聞記者として活躍の「ツォルバッハ」は事件を追うが、犯人の罠にはまり、容疑者にされるが、特異な能力を持つ盲目の女性の協力を得て捜査を進める。
・この本のページは逆から・・・P405〜P1とあり、制限時間の費やされる・・・減っていく時間が解かるようになっている。・・・こんなのも「はじめて」。
・この犯罪の動機が「イマイチ」・・・犯人いわく・・・1)子供を取るか?・・・2)仕事を取るか?・・・とか?
15 3/31 デッドマン 河合莞爾
・2012年9月
・角川書店
・図書館
・第32回横溝正史ミステリー大賞大賞受賞作。
・「首なし死体」が見つかり、捜査が行われてが・・・次に・・・「胴なし」・・・「足なし」と続々・・・死体が見つかった。
・犯人の「ねらい」は?
・テーマが奇抜で・・・現実と「夢らしきもの」が交互、殺された人間の過去を調べれば・・・意外な事実が浮かび上がり・・・結末も面白かった。
・刑事たちの「心意気」が気持ちよい。
14 3/28 フリント船長が
まだいい人だつたころ
ニック・ダイベック
・2012年8月
・早川書房
・図書館
・アメリカ北西部の海辺の町ロイヤルティ・アイランドでは、男たちは秋から半年ものあいだ厳冬のアラスカで漁に励み、妻たちは孤独に耐えながら夫の帰宅を待つ」。14歳のカルはいつか父親とアラスカに行く夢を見ていた。
・しかしオーナーが急死、町の平穏は崩れ去る。(そんな騒動の中でカルは大人たちが町を守るために手を染めたある犯罪に気つく。
・青春の光と影を描ききった鮮烈なデビュー作。
・昔の日本映画・黒沢監督の作品や小津作品がひょこっと出できて、この作者の映画通を知りました。
・青春時代の友人との交わりに・・・懐かしさ・・・ひとしお!
13 3/22 雪女 レーナ・レヘトライネン
・2013年1月11日
・創元推理文庫
・パソコン予約
・北欧フインランドが舞台、エスポー警察の巡査部長マリア・カッリオは、女性専用セラピーセンター、ローズベリ館での講演を依頼された。だがその講演から数週間後、舘の主であるセラピストが行方不明になり、雪深い森でガウンとパジャマ姿のまま死体で発見される。
・「カッリオ」、「サルケラ」、「タスキネン」、「ストレム」・・・等・・・名前が難しく、それも男?女?
さえ分かりにくいが・・・。
・結末はアッけないが・・・風俗、風習、個人の性格もユニークで、異国文化の香がありました。
・主人公の巡査部長が妊娠中も、面白い設定で・・・ハラハラ・ドキドキも少しはありました。
・この本、人気があるそうで・・・次の人も予約済・・・です。
12 3/16 折れた竜骨 米澤 穂信
・2010年11月
・東京創元社
(ミステリーフロンティア)
・メール予約
・ロンドンから出港して、波高き北海を3日も進んだあたりに浮かぶソロン諸島。その領主を父に持つアミーナはある日、放浪の旅を続ける騎士「ファルク・フイッツジョン」と」その従士「ニコラ」に出会う。自然の要塞であったはずの島で暗殺騎士の魔術に倒れた父・・・8人の容疑者が現れるが・・・さて????。
・父の死に係わる8名の個性がユニーク。
・12世紀末のイギリスを舞台にした魔術と剣と謎解きの巨編です。
11 3/8 八月のマルクス 新野剛志
・1999年9月
・講談社
・図書館
・第45回江戸川乱歩賞受賞作品。
・かつて、漫才コンビであった相棒が、5年ぶりに訊ねてきて、一緒の酒を飲んだあと、行方不明になる。
・芸能界の内幕、タレント、ファン、家族、師弟関係が絡む人間模様が、面白く、ページを繰るのが早くなりました。
・軽い本ですが・・・TVの「御笑い番組」も「カクヤ」と思われ納得。。
10 3/5 無罪 スコット・トゥロー
・2012年9月
・文藝春秋
・メール予約
(長時間・・・待つ)
・かって検事補殺しの裁判で無罪を勝ち取り、今や判事の座の昇り着けたラスティ・サビッチ。
彼の妻が変死した。
・変死後二日間、警察にも届けず、死体を見守ったとは?
・彼が殺したのか?
・戦々恐々の駆け引きが、法廷内で繰り返され・・・ラストへ・・・。
・真実は?(最後の最後まで・・・読者をひきつける裁量はサスガ!
9 2/25 この声が届く先 S・J・ローザン
・2012年6月
・創元推理文庫
・メール予約
・「リディアを誘拐した」・・・晩秋の朝、私立探偵ビルは突然の電話で・・・そう告げられる。
相棒を救うため、彼は正体不明の犯人が出す「ヒント」を手がかりに、ニューヨーク市街を駆け回る。(猶予はわずか12時間)。
・警察と売春組織に追われながらも、頼れる仲間の力を借りて、リディアの居場所を突き止めようとする。
・この「ビル」の趣味が良い・・・ピアノで「ブラームス曲」の練習をしている導入部・・・がピアノの音が聞こえてきました。(人知れず・・・努力する人・・・尊敬します)
8 2/22 被害者のV ローレンス・トリート
・2003年8月
・早川書房
・メール予約
・地道な捜査活動に明け暮れる刑事たちの執念、捜査の実態をリアルに描いた世界で最初の警察小説?。
・21分署の3級刑事(ミッチ・テイラー)と鑑識の刑事(ジャブ・フリーマン)とのコンビがユニークで、面白さの中ににも出世意欲がチラホラ・・・現実的で・・・女に手を出さないのもの・・・あり得ないと思うが・・・。
・気軽に読める本でした。
7 2/18 交渉人・遠野麻衣子
(最後の事件)
五十嵐 貴久
・2007年9月
・冬幻舎
・図書館
・遠野麻衣子警部、犯人との交渉が仕事のプロ、爆破犯人のわずかな音声から、犯人像を割り出し、的確な指示をだし、捜査に加わり犯人の行動様式を、事前に推理。
・オーム事件をモチーフに、9・11事件の再来を希求する犯人を追いつめる過程が面白く、後半は一気に読み終えました。
・文章も読みやすく、納得できる結末に拍手!
6 2/9 クリーピー 前川 裕
・2012年2月
・光文社
・図書館
・CREEPYとは「気味の悪い」の意味。
・大学の心理学の先生が主人公、隣家には中学生と父親らしい?男性が・・・住んでいるが、付き合いはなし、向こう側の家には母、娘の二人暮らし・・・事件は起こる。向かいの家が火事で、焼け跡から3名の焼死体?・・・1人は拳銃での射殺されていた。警察の活躍?・・・と思われたが、一向に捜査は進まず・・・。
・展開は急ですが・・・何か!物足りない・・・それは人物の心理描写が不足?と思われ、感情移入が出来なかった「せい」かも?
・たしかに第15回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞・・・はと思いますが・・・。
5 2/5 氷菓 米澤 穂信
・平成24月年7月
・角川文庫
・メール予約
(数カ月、待ちました)
・新聞紙上で評判の小説とあり、図書館に予約、なんと数カ月待って、やっと到着。
・久しぶりの青春「高校生」が主人公の本で、プリプリした現代の会話も楽しめました。
・氷菓(I SCREAM)・・・がヒント?
・高校の古典部の部員4名が過去の文集から、「謎解き」に挑みますが・・・結果的には「たわいのない」・・・おはなし・・・でしたが◎
・個人の名前がユニーク ・折木奉太郎 ・千反田える・・・。
・青春時代にはつきものの・・・色恋さたが・・・ないのも現代風?
4 2/2 闇の影(下) ロイド・シェパード
・2012年7月
・早川書房
・図書館
・(上)を読み終えて、続いて読みましたが・・・。
・殺人事件の捜査が遅々として進行せず・・・ダラ・ダラ・ダラ・・・と私には思えました。
・何やら過去の「奴隷船」のはなしが・・・あったり・・・。
・犯人像も・・・不明?・・・ページを終えましたが・・・こんな本は・・・初めて????。
3 1/19 闇の影(上) ロイド・シェパード
・2012年7月
・早川書房
・図書館
・メキシコ旅行中の機内で読み終えました。
・1811年12月7日、ロンドン郊外、服地商を営むティモシー・マーの一家を悲劇が襲った。
・マー夫妻と赤ん坊、住み込みの徒弟の4人が無残にも殺害された。
・人々は迅速な犯人逮捕を望むが・・・捜査は進まない。(ホートン巡査は独自の捜査を開始)
・やがて第二の事件が発生?
(少し大きめの文字、読み安かった)
2 1/9 撃てない警官 安東 能明

・2010年10月
・新潮社
・図書館
・部下の自殺事件で左遷された柴崎令司警部(36歳)、企画室に在籍、将来が有望であったが・・・。
・その「うらみ」を胸に・・・上司の失脚を・・・狙いながら日々の警察活動をしていた。
・この本は短編集で読みやすく、彼の心情が赤裸々に画かれ、警察機構の様子が面白い。
・ラスト、元上司の左遷で・・・終わる。
1 1/3 地の底のヤマ 西村 健

・2011年12月 
・講談社
・メール予約
(長い日を待ちました)
・第33回吉川英治文学新人賞、第30回日本冒険小説協会大賞受賞する。
・2段書き、860Pのまさに大作でしたが、本の中に入れて読み易かった。
・第1章、九州(大牟田)が舞台、炭鉱争議(昭和49年)で有名な、総資本対総組合の対立の渦中、第2組合発足の嵐が・・・。そんな最中に、旧組合の幹部の死体が水面から上がる。(猿渡警官の捜査が始まる)・・・犯人は?
・第2章(指名手配の「やくざ」を追う、猿渡警官。
・第4章まであり、幼友達との交流、父親も警官であったが刺殺され、その犯人をも捜査する筋を縦糸に・・・。
・ラスト、友人が刑務所に入るが、その子供を引き取り、父親が出てくるまで世話をする話で終わる。・・・ホロリ!余韻のある本でした。(◎)
番  号 月    日 題    名 作者  ・  表紙 発行年度・出版社 寸     評